Oracle Cloud Infrastructure(OCI)は、サステナビリティに重点を置いた、高パフォーマンスの環境に配慮したクラウド・ソリューションです。OCIは、再生可能な資源を利用した高密度なコンピューティング環境であり、循環型経済と調和したクリーンなクラウド・ソリューションです。また、OCIに搭載された一連の先進的なテクノロジー・ツールにより、お客様は革新的なソリューションの開発と、環境への負荷の低減を実現できます。
オラクルのOracle Cloud Infrastructure(OCI)データセンターは世界中に所在しており、効率的かつ再生可能で、循環型経済と同調するサステナブルなコンピューティング・プラットフォームを提供します。ワークロードをOCIに移行することで、サステナビリティの目標を達成し、環境への影響を軽減できます。成功を計画、追跡、測定するツールを使用して、組織全体のサステナビリティを推進しましょう。
OCIは、クリーンなクラウドを構築し、持続可能な未来を実現するためのテクノロジーの提供に取り組んでいます。
100%
のヨーロッパのOCIのデータセンターは、再生可能エネルギーで稼働
80%
のOCI Gen2のグローバル全体のエネルギー使用は再生可能エネルギー(2022年)
私たちは、廃棄したハードウェアの99.7%をリサイクルおよび再利用しました
OCIの環境パフォーマンスについてはこちらをご覧ください。
クリーンなクラウド・ソリューションの提供へのコミットメントは、OCIの事業活動全体にまでおよびます。再生可能エネルギーで稼働するクリーンなクラウド環境を基盤に、循環型経済の原則に基づいて、ITインフラストラクチャの統合と最適化を図りながら、AIやブロックチェーンなどの先進的なテクノロジーを提供し、企業の環境負荷の低減、進捗管理、サステナビリティの目標達成を支援します。
クラウドは、ビジネス上のメリットだけでなく、環境への影響を最小限に抑えたいと考える企業にとって、よりサステナブルな選択肢となります。オラクルは非常に高密なコンピューティング環境を維持、管理しており、企業がオンプレミスのシステムよりもはるかに高い使用率を実現しています。OCIは、必要に応じてダイナミックに成長できる柔軟なコンピューティング・プラットフォームを提供しています。このため、将来の需要に備えた過剰なキャパシティ増強は不要になります。
Oracle Cloudは、環境に配慮したデータセンターで最先端の冷却技術とエネルギー効率化技術を活用することで、環境フットプリントをさらに削減しています。たとえば、ヨーロッパのOracle Cloudのデータセンターは、再生可能エネルギー100%で稼働しています。オラクルは、すべてのOCIデータセンターを2025年までに100%再生可能エネルギーで稼働することを目標としています。
循環型経済の重要な原則として、物理的な資産とそれを提供するサービスの分離が挙げられます。たとえば、個人や組織は、必ずしも物理的にコンピューティング・ハードウェアを所有する必要はありません。必要なのは、コンピューティング能力そのものです。クラウドは、以下のような形で循環型経済に貢献しています。
組織の環境への負荷低減の実践において重要なのは、サステナビリティ測定することです。オラクルのリスクおよびパフォーマンス管理ソリューションを使用すると、包括的で監査可能、かつタイムリーな環境データを用いて、サステナビリティの取組みの測定、管理、報告を行うことができます。
サステナビリティ・アナリティクスは、環境データの収集を改善し、世界の規制に準拠します。
オラクルのサステナビリティ・ソリューションにより、企業はより環境に配慮した製品を設計し、責任をもって材料調達を行い、持続可能な方法で製品を製造および輸送することができます。オラクルのInternet of Thingsは、データ・ドリブンなインサイトを提供し、環境への影響を軽減しながら、コストを削減し、さらに高いレベルのサービス提供を支援します。また、オラクルは耐用年数を迎えた製品の回収プログラムも用意しています。
お客様は、人工知能(AI)やビッグデータ、ブロックチェーンなどの先進的なテクノロジーを活用して、環境全体の影響を減らし、サステナビリティの目標を達成しています。電気自動車用バッテリーのコバルト採掘において、採掘プロセスを透明化し紛争地域への資金供与を防止する倫理的なサプライチェーンの確保から、 より大きな作物収量を実現するための機械学習(ML)の利用まで、先進的なテクノロジーはお客様のサステナビリティの目標達成を支援しています。
人間の論理的思考を強化し、データ・パターンを認識するとともに、複雑な業務も日常業務も自動化できます。
Jonathan Hay、オラクル、プリンシパル・プログラム・マネージャー
Alex Cruft、オラクル、プリンシパル・プログラム・マネージャー
2025年までにOracle Cloud Infrastructure(OCI)への電力供給を100%再生可能エネルギーでまかなうことは挑戦的な目標であり、オラクルはその目標に向けて確固たる態度で取り組んでいます。地球の保護は、もはや結果論でも、企業が純粋に宣伝のために話すことでもありません。
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