電源コード交換に関するお知らせ

(2015年12月更新)

 

不具合内容

特定のメーカーのごく一部の対象電源コードは、長期間(通常4年以上)にわたる使 用により、リーク電流を発生させる可能性があります。このリーク電流は、コードのメス型プラグ内部で発生します。過度になると、このリーク電流によりラックPDUや外部回路ブレーカーがトリップする恐れがあります。さらに深刻なケースでは、オーバーヒートによる損傷の可能性があります。

対象の電源コードは2004年1月から2015年3月に特定のシステムと共に出荷されました*。

* 2015年6月に「2011年7月から2015年3月」から更新。


対象システム

以下のシステムは、対象電源コードが同梱され出荷された可能性があります。

  • SPARC T5-4 および SPARC T5-8(Oracle Exalytics In-Memory Machine T5-8 および Oracle SuperCluster T5-8を含みます)*
  • SPARC Enterprise M4000 および SPARC Enterprise M5000
  • Sun Netra 6000**
  • Sun Blade 6000 および Sun Blade 6048
  • Sun Blade 8000 および Sun Blade 8000P
  • ST6540 Storage Array (注:ラック出荷されたもの)
  • ST6580 Storage Array および SR6780 Storage Array (注: ST6540 Storage Arrayのアップグレード)
  • Sun Rack II
  • Sun Rack 900 および Sun Rack 1000
  • X-Option:(型番は以下に記載します)、オプション品であり、交換用として購入されていることがあります。また、対象コードは出荷時に同梱された製品とは異なる製品で使用される可能性があります。

*2015年6月追加。

**2015年8月に追加


対象電源コード型番

写真に示すC19コネクタを持つ、以下に記載の電源コードのみが対象となります。

AC 入力電源コード
電源コード型番 内容 C19 コネクタ
180-2004-01 and -02 16A, International, IEC 309 to IEC 320 C19, 4.0M Cord End
180-2005-01 and -02 20A, Americas, NEMA L6-20P to IEC 320 C19, 4.0M
180-2060-01 and -02 20A, Watertight IEC 309 to IEC 320 C19, 4.0M
180-2061-01 and -02 16A, Watertight IEC 309 to IEC 320 C19, 4.0M
Rack Power Distribution Unit(PDU) から Platform への電源コード
電源コード型番 内容 C19 コネクタ
180-2095-01 20A, IEC 320 C19 to IEC 320, 1.5M Cord End
180-2096-01* 20A, IEC 320 C19 to IEC 320, 2.0M
180-2097-01* 20A, IEC 320 C19 to IEC 320, 2.5M
180-2099-01* 20A, IEC 320 C19 to IEC 320, 3.5M

* 2015年2月追加



対象電源コードの確認方法

Oracle Codeが0001205、week 01/Year 04(2004年第1週)から week 26 / Year 11 (2011年第26週)までのOracle電源コードのみが対象となります。

Label Detail

図1:ラベル詳細



ラベルを紛失した場合、以下の写真に示す通り、電源コードのメス型コネクタにある識別マークにより、対象電源コードを特定可能です。

Vendor Identifying Mark

図2:ベンダー識別マーク



SunRack 900/1000について

お客様の SunRack 900/1000の構成において、ラックの左右何れかの側に12電源タップ(縦2列の6電源タップ)がある場合、Rear Rack PDU から電源タップへの電源コードを交換してください。お客様のSunRack 900/1000がこのような構成では無い場合、Rear Rack PDU から電源タップへの電源コードは交換する必要はありません。

下記はラックの左側に12電源タップがあるSunRack 900/1000(背面からみた状態)です。

それぞれの構成に対応した交換キットをリクエストして頂く必要があります。(注:左右はラック の背面から見た場合を指します。)

  • 12電源タップがラックの左側の場合:SR900/1000 Left Power Cord Kitをリクエストしてください。
  • 12電源タップがラックの右側の場合:SR900/1000 Right Power Cord Kitをリクエストしてください。
  • 12電源タップがラックの両側の場合:両方の Power Cord Kitをリクエストしてください。

Sun Rack 900/1000

図3: SR900/1000 の電源タップがラックの左側の場合。(ラック の背面から見た場合)


注意: Sun Rack 900/1000には、表示されている場所(A0〜A5およびB0〜B5)のいずれかに2〜12個の電源ストリップが設定されている場合があります。


SR900/1000 Left Power Cord Kit
交換キット型番
(各キット6つのコードが含まれます)
元の電源コード型番 内容
565-1761-01* 180-2089 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 1.25M
  180-2090 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 1.50M
  180-2091 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 1.75M
  180-2092 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 2.00M
  180-2093 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 2.25M
  180-2094 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 2.50M
SR900/1000 Right Power Cord Kit
交換キット型番
(各キット6つのコードが含まれます)
元の電源コード型番 内容
565-1763-01* 180-2103 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 1.25M
  180-2104 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 1.50M
  180-2105 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 1.75M
  180-2106 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 2.00M
  180-2107 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 2.25M
  180-2108 20A, 120° IEC 320 C19 to IEC 320, 2.50M

*2015年2月追加

注意: 交換部品型番と電源コードの長さは、元の部品とは異なります。交換キットは1つにつき6つのコードを含みます:交換が必要なコードの数に基づいてキットの数量を検討してください。


電源コードの交換

お客様は、交換品をOracleから受領後、可能な限り早く対象電源コードを交換する必要があります。対象電源コードを交換する際には以下にご留意ください:

  • 冗長電源を除き全てのシステムの電源を切る。
  • 誤ってシステムの電源を切らないよう、コードを取り外す前に冗長電源供給が機能していることを確認する
  • 対象電源コードをオス型コネクタから先に取り外す
  • 対象電源コードを交換した後、お客様は、再使用防止のため当該コードのメス型コネクタを4インチ以上切り、それらが使用できないようにする必要があります。

対象電源コードは、コードが当初同梱され出荷された製品以外の製品でも使用されることがあります(上述のリストをご参照ください)。お客様のデータセンター内において、コードが他のシステムに移動され使用されていると考える場合、当該他のシステムを点検し、それらの電源コードが本件の対象ではないことをご確認ください。お客様が、上に示すOracleラベルで識別されることから、それらが対象型番であると認める場合は、本書で説明する処置により、当該コードを交換し、使用できないように破棄してください


交換電源コードの入手方法

Oracle製品の信頼性と品質は、Oracleにとって重要です。Oracleは、Oracleシステムに接続されている対象電源コード、及び、非Oracleシステムに接続されているOracleラベル付きの対象電源コードを交換します。交換用の電源コードを入手する場合、またはご質問がある場合は、 My Oracle Support をご利用頂き、お客様がお持ちの対象システム : SPARC T5-4/SPARC T5-8, M4000/M5000, Netra 6000, SB8000/SB8000P, SB6000/SB6048, ST6540/ST6580/ST6780のうち、いずれか一つのシリアル番号を使用してHardware Service Request (SR) を発行してください。

My Oracle Supportで、同じ場所にインストールされている全てのシステムに対して、一つの Hardware SR を作成します。それらのシステムの中から、いずれか一つのシリアル番号を使用します。「問題タイプ」のプルダウンメニューから「Power Cord Field Change Order」を選択します。この問題タイプは、対象システムのシリアル番号を使用してSRを作成する場合のみ表示されます。

次に以下の情報を入力する様に求められます:

  • 「ファイル/添付ファイルのアップロード」画面で、同じ場所にインストールされているプラットフォームごとの、対象電源コードが接続されているラック、システムのシリアル番号を一覧にしたリストを作成しアップロードします。

        - 製品ごとに分かれた詳細なリストを作成します。

        - 以下の様な csv ファイルとして添付します。csv ファイルの区切りはカンマまたはスペースを使用します。
                  serialnumber1,productname
                  serialnumber2,productname

        - 注:ラックのシリアル番号は、ラックのドアではなくフレームで確認します。
  • システムのタイプごとに対象電源コードの製品番号と数量を記載します。
  • SunRack 900/1000 の場合、PDUが左側に構成されている数と、右側に構成されている数を記載します。(背面から見た状態)

もし、お客様が、対象システムリストに載っていないシステムで対象電源コードを使用している場合は、それらのシステムの有効なシリアル番号の一つを使用してSRを作成し、「問題の説明」に「Power Cord Replacement Notice」と記載します。

もし、お客様が、My Oracle Support へのアクセス権をお持ちでない場合は、電話でOracleに問い合わせてください。Oracleのグローバルサポートの連絡先の電話番号は以下の URL で確認出来ます。 https://www.oracle.com/support/contact.html.

詳細情報が記載されたSRの提出を受けて、Oracleはお客様の交換用コードを出荷手配致します。

本件の公式発表
本件は英文で以下の通り公式発表されています。このお知らせはこの公式発表を基に作成されています。解釈の相違が発生した場合は英語の公式発表が優先します。
Power Cord Replacement Notice: http://www.oracle.com/us/support/power-cord-replacement/

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