Oracle Autonomous AI Lakehouse、Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructure、およびOracle Base Database Serviceの一般提供を開始
強力なマルチクラウド・データベースサービスが、アジア太平洋、ヨーロッパ、北米の8つのGoogle Cloudリージョンで利用可能に
オラクルおよびGoogle Cloudパートナーを通じて、Oracle Database@Google Cloudの購入が可能に
Oracle AI World、ラスベガス —2025年10月24日
(本資料は米国2025年 10月 14日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
オラクルとGoogle Cloudは本日、「Oracle Database@Google Cloud 」の機能強化を発表しました。これにより、強力なマルチクラウドのデータベース・サービスを活用して、イノベーションをより迅速に推進し、コストを削減できます。最新のアップデートには、新たな組み込みAI機能、追加リージョンの提供、新しい「Oracle Database@Google Cloud」向けパートナー・プログラムの開始が含まれます。
Oracle Cloud Infrastructure担当シニア・バイスプレジデントのカラン・バッタ(Karan Batta)は次のように述べています。「世界中の企業が、重要なワークロードやAI主導のイノベーションのために『Oracle Database@Google Cloud』を採用しています。『Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructure』、『Oracle Base Database Service』、『Oracle Autonomous AI Lakehouse』の一般提供開始、新リージョンの追加、そして新しいパートナー・プログラムなど、業界初の取り組みを通じて、さらに多くのお客様のマルチクラウド導入の簡素化とITモダナイゼーションの加速を支援します。」
Google Cloudのデータベース担当バイスプレジデント、Sailesh Krishnamurthy氏は次のように述べています。「業界を問わず、『Oracle Database@Google Cloud』に対するグローバルな顧客需要が高まっています。パートナーがGoogle Cloudマーケットプレイス経由で本サービスを提供できるようになったことで、お客様はより柔軟に、専門家のサポートを得ながらマルチクラウド導入を進められます。また、『Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructure』や『Oracle Base Database Service』といった新しい『Oracle AI Database』サービスの一般提供開始により、お客様はGemini、BigQuery、Vertex AIなどGoogle Cloudの技術を活用するための新たな選択肢を得られます。」
新たなデータベース機能と追加リージョンにより、お客様は『Oracle Database@Google Cloud』をより多様な方法で利用できます。本サービスは、「Oracle Database 19c」と「Oracle AI Database 26ai」、「Oracle Real Application Clusters (RAC)」、「Oracle Exadata」、「Oracle Autonomous AI Database」など、独自の機能を備えた強力なマルチクラウド環境を提供します。
Google Cloudやオラクルのパートナー企業は、Google Cloud Marketplaceのプライベートオファーを通じて「Oracle Database@Google Cloud」を購入し、顧客への再販や、自社のソリューションへの組み込みを通じて、マルチクラウドやITモダナイゼーションの取り組みを支援できるようになりました。本プログラムは、Google Cloud Partner AdvantageプログラムおよびOracle PartnerNetwork (OPN) の両方に所属するパートナー企業を対象としています。
Deloitte Consulting LLPのプリンシパル、マルチアライアンスGo-to-MarketリーダーであるKashif Rahamatullah氏は次のように述べています。「今日の組織は、俊敏性、イノベーション、スピードを求めています。マルチクラウドはその変革を支える原動力です。Deloitteの持つテクノロジー・パートナーシップを活用することで、たとえば、オラクルのエンタープライズ・データベースとGoogle Cloudの先進的なAI・分析機能を組み合わせるなど、業界を問わずクライアントに新しい価値を提供できます。『Oracle Database@Google Cloud』により、当社はクライアントがデータを実用的なインサイトやイノベーションへと変換し、よりスマートで強靭なビジネスへと成長できるよう支援します。」
Infosysのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフ・デリバリー・オフィサーであるDinesh Rao氏は次のように述べています。「世界中のクライアントは、彼らのニーズにマッチした最高のクラウドとAIテクノロジーを提供することを私たちに期待しています。Infosysは、綿密に設計されたオラクルとGoogle Cloudのパートナーシップを活用し、お客様がモダナイゼーションやイノベーションを加速させ、新たなレベルの俊敏性を手に入れビジネス成果を達成できるよう支援します。」
InfolobのCTO、Tim Fox氏は次のように述べています。「当社の大手顧客は、いつでもどこでも途切れることのないアジャイルなデータへのアクセスを求めています。『Oracle Database@Google Cloud』は、『Oracle Exadata』の比類なき性能と信頼性、Google Cloudのスケーラビリティとオープン性を融合し、このニーズに応えます。今まさに市場がイノベーションの転換点に至るなか、企業は自社のスピード感で、かつ自分たちのクラウド内で利用できるソリューションを求めています。」
Quantiphiの共同創業者であるAsif Hasan氏は次のように述べています。「これまで長らく、最も価値ある企業データと最先端のAIテクノロジーは別々の場所に存在していました。Quantiphiは、オラクルとGoogle Cloudとの深い戦略的パートナーシップを活用することで、これらの世界を統合しています。Oracle Exadataの圧倒的な性能と、AIベクトル検索などのOracle AI Database 26aiの先進的AI機能、さらにGoogleのGeminiモデルやVertex AIプラットフォームを連携させることで、当社は、企業が安全でスケーラブル、かつAIに最適化された環境の中でデータから迅速に価値を引き出せる、統合エコシステムを提供します。」
オラクルの分散クラウドは、クラウドの利点をそのままに、優れた管理性と柔軟性を提供します。オラクルの分散クラウドには以下の製品があります。
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE: ORCL)について、詳しくはwww.oracle.comをご覧ください。
Oracle AI Worldは、お客様やパートナー企業が最新の製品・テクノロジーのイノベーションを発見し、AIがさまざまな業界でどのように活用されているかを知ることができるイベントです。業界の専門家や同じ関心を持つ方々とつながり、すぐに組織にインパクトをもたらす実践的なヒントやインサイトを得ることができます。また、オラクルがクラウドとAIの持つ可能性をいかに最大限に引き出すかを探る絶好の機会でもあります。イベントでは新機能の実演や、識者・業界リーダーの講演も予定されています。詳細は oracle.com/ai-world 最新情報やニュースは oracle.com/news および linkedin.com/company/oracleでご確認ください。
Google Cloudは、AI、インフラストラクチャ、開発者向けツール、データ、セキュリティ、コラボレーションツールなど、現代のニーズと将来を見据えて構築されたクラウドサービスを提供しています。Google Cloudは、独自のグローバル・インフラストラクチャ、カスタムチップ、生成AIモデル、開発プラットフォーム、AIアプリケーションを含む、強力で統合された最適化AIスタックを通じて、企業の変革を支援します。200以上の国と地域のお客様が、信頼できるテクノロジー・パートナーとしてGoogle Cloudを利用しています。
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