Document Understanding

Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Document Understandingは、APIやコマンド行インタフェースツールを通じて、ドキュメント・ファイルからテキスト、表、その他の重要なデータを抽出できるAIサービスです。OCI Document Understandingを利用することで、事前に構築されたAIモデルで面倒なビジネス上の処理を自動化し、業界固有のニーズに合わせてドキュメント抽出をカスタマイズできます。

Document Understandingの利点

OCI Document Understandingの仕組み


Document Understandingの仕組みに関する図と説明 OCI Object Storageバケットまたはコンピュータのローカルファイルからデータを選択します。OCI Document Understandingの内蔵モデルを使って、重要な情報を自動的に抽出します。オプションとして、モデルをカスタマイズして、データやユースケースに合わせた抽出を行うことができます。OCI Object Storageの出力バケットにJSON形式で結果を保存できます。さらに、Oracle APEXやOCI Digital Assistantなど、他のOCIサービスと統合することができます。

OCI Document Understandingのユースケース

ドキュメント情報を抽出してOracle Autonomous Data Warehouseに格納し、Oracle Analytics Cloudや他のOCIサービス内の他の構造化データやビジュアルデータと連携させます。

ドキュメント分析 OCI Object Storageの入力バケットまたはコンピュータのローカルファイルからデータを選択します。OCI Document Understandingの内蔵モデルを使って、重要な情報を自動的に抽出します。オプションとして、モデルをカスタマイズして、データやユースケースに合わせた抽出を行うことができます。次に、OCI Data Integrationを使用して、Oracle Autonomous Data Warehouseにドキュメントデータを格納し、他の構造化データと統合します。Oracle Analytics Cloudでデータを可視化します。構造化データを使用して、OCI Data Scienceで新しい予測モデルをトレーニングします。

ドキュメントから重要な情報を抽出し、抽出されたテキストへの入力、フィールドの事前入力、その他のタスクを実行します。

ドキュメント・プロセス・オートメーション OCI Object Storageの入力バケットまたはコンピュータのローカルファイルからデータを選択します。次に、OCI Document Understandingの内蔵モデルを使って、主要な情報を自動的に抽出します。オプションとして、モデルをカスタマイズして、データやユースケースに合わせた抽出を行うことができます。次に、そのデータを他のOCIサービスと統合します。オラクルのアプリケーションのバックエンドに抽出されたテキストを入力したり、Webアプリケーションのエンドユーザーのためにフィールドやデータを事前入力したりすることができます。また、OCI Process Automationにより、ビジネス・プロセスや人によるレビューのステップを開始させることもできます。
2022年12月8日

OCI Document Understandingサービスの発表

オラクル、プリンシパル・プロダクト・マネージャー、Kate D'Orazio

ディープ・ラーニング・モデルを搭載した、非構造化ドキュメントからインサイトを発掘できるAIサービス、Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Document Understandingの一般提供を開始することを発表します。

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