Spatial Studioは、Oracle Technology Network License Agreementに基づき、試用、開発およびテスト目的で、Javaアプリケーションとして無料で使用できます。任意の Oracle Database XE バージョン 18c 以降と併用できます。Spatial Studioクイック・スタートは事前に実装されているため、ダウンロードして解凍し、実行するだけで利用できるようになります。詳しくは、スタート・ガイドを参照してください。
いいえ。Premier SupportまたはExtended Support付きのOracle Database EE、Oracle Database SE2、およびOracle Database Cloud Service (すべてのエディション) のすべてのライセンス付きユーザーは、Oracle Spatial and Graph (OSG) の機能を使用するためのライセンスが付与されています。
スタート・ガイドを参照してください。
Spatial Studioの更新は四半期ごとにリリースされる予定です。
いいえ。Spatial Studio は、GIS や Spatial の知識を持たないビジネス・ユーザーを対象に設計されたセルフサービス・アプリケーションです。Spatial Studioは、ビジネス・アナリストやGIS以外の開発者がOracle Databaseの空間機能を使用し、アプリケーションやワークフローに空間分析を組み込むことができるように設計されています。コーディングは不要です。
はい。Spatial Studioは、Oracle Databaseの空間機能にアクセスするためのシンプルなユーザー・インターフェイスを提供し、空間フィルタリング、集約、変換、計算を実行できます。空間分析を作成する際には、今後のSQL開発のブループリントとして使用するために生成されるSQLを確認できます。さらに、データセットと分析結果は、プログラムによる統合用にRESTエンドポイントとして公開されます。最後に、分析結果を用いたインタラクティブなマップの視覚化は、埋め込み可能なWebコンテンツとして他のアプリケーションに統合することができます。
Spatial StudioはOracleデータベースからデータを読み取ります。また、Spatial Studioでは、Excelスプレッドシート、GeoJSONファイル、シェープファイルからOracleデータベースにデータをアップロードすることもできます。将来のリリースでは、追加のデータソースとアップロード形式がサポートされる予定です。
Spatial Studioでは、データをマップやテーブルとして可視化できます。将来のリリースでは、さらに多くの可視化機能が提供される予定です。
はい。1つのプロジェクトに複数のマップまたは表(あるいはその両方)を含めることができます。
Spatial Studioは、HEREデータに基づくワールド・マップを提供します。OpenStreetMapラスター・ベースマップには、OSM Bright、PositronおよびDark Matterの3つのスタイルがあります。MapTilerベクトル・タイル・ベースマップには、MapTiler Bright、MapTiler Dark MatterおよびMapTiler Positronの3つのスタイルがあります。
管理者はコンソールでカスタム・ベースマップを作成または登録できます。その後、すべてのSpatial Studioユーザーが、それをマップ・ビジュアライゼーションで使用できるようになります。このようなベースマップが社内でホストされている場合、パブリック・インターネット・アクセスは必要ありません。
いいえ。Spatial Studioは、住所や緯度/経度座標を含むあらゆるデータに対応しています。
はい。Spatial Studio 20.1ではGeoRasterイメージを可視化できます。ただし、ラスター代数および関連するラスター・データ分析はサポートされていません。この機能は、Spatial Studio 19.2.1では使用できません。
デフォルトでは、Spatial StudioはOracle Maps Cloud Serviceを使用します。また、Oracle Spatial Java EE Geocoderの独自のインスタンスを使用することもできます。
はい。Spatial Studioでは、データの不整合によるジオコーディングの問題が強調表示されるため、ユーザーはこれを修正できます。
中国、日本、韓国を除くすべての国でサポートされています。一部の国や地域では、ジオコーディングの対象範囲が100%でない可能性があります。
今後のリリースでは、エンリッチメント機能(階層、場所名など)が追加される予定です。
はい、データセットおよび空間分析結果に対してRESTエンドポイントが自動生成されます。
いいえ。Spatial Map Visualization Componentは、JavaScriptの経験がある開発者を対象としています。Spatial Studioはセルフサービス・アプリケーションです。
いいえ。Spatial Studioは、Oracle Database製品ファミリーの1つです。
Spatial Studioの分析結果はデータベース・ビューとして保持され、OACからアクセスできます。また、空間データをGeoJSONとしてエクスポートし、OACでカスタム・マップ・レイヤーとして使用することも可能です。