Domain Name System(DNS)

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)DNSは、インターネット向けと内部向けの両方のリクエストに対応するクラウドネイティブのDNSサービスです。複数の特性に基づいて、グローバルに負荷分散を行い、リクエストを処理できます。

OCI DNSのメリット


動的DNS(DynDNS)をお探しですか。

動的DNSは、常に変化し、覚えにくいIPアドレスを解決するソリューションです。覚えやすいホスト名を作成し、IP互換デバイスとの接続を維持します。

1. 高可用性インターネット対応DNS

プライマリまたはセカンダリ・インターネット対応DNSに、OCI DNSを使用します。

2. OCIワークロード向けの安全な内部DNS

内部ワークロードにOCI DNSを使用して、インターネットから情報を安全に保護します。

3. 負荷、場所、ソースに基づくリクエスト

宛先、宛先の健全性、ソースの場所に基づいて、複数のリージョンにリクエストを分散し、指示します。

OCI DNSのユースケース

DNSの使用例の詳細

DNSのユースケース図と説明を以下に示します

この図は、OCI Domain Name System(一般的にDNSと略されます)の一般的な4つのユースケースを示しています。これらのユースケースは以下のとおりです。

  1. パブリックDNS
  2. プライベートDNS
  3. トラフィック・ロードバランシング
  4. トラフィック・ステアリング

パブリックDNS
この1番目のユースケースでは、OCIリージョンに、DNSサービスによって処理される仮想クラウド・ネットワーク(VCN)が含まれています。インターネットは、DNSサービスと論理的かつ双方向に接続されます。

インターネットからのリクエストはDNSサービスにアクセスでき、DNSサービスはインターネットからのリクエストに応答します。

パブリックDNS
2番目のユースケースでは、OCIリージョンに、DNSサービスによって処理される仮想クラウド・ネットワーク(VCN)が含まれています。動的ルーティング・ゲートウェイは、仮想クラウド・ネットワーク(VCN)に接続されます。動的ルーティング・ゲートウェイは、オンプレミス環境と論理的かつ双方向に接続されています。

オンプレミス環境からのリクエストはDNSサービスにアクセスでき、DNSサービスはオンプレミス環境からのリクエストに応答します。

トラフィック・ロードバランシング
3番目のユースケースでは、コンピュータ・アプリケーションは、アプリケーションが接続できるエンドポイントを表す2つの異なる仮想マシンに論理的に接続されます。トラフィック・ロードバランシングは、DNSサービスの機能であり、アプリケーションを等しい重みまたはカスタムの重みに基づいてさまざまなエンドポイントに転送します。

トラフィック・ステアリング
4番目のユースケースでは、2人のユーザーが異なる地域に属しています。1人目のユーザーは、OCIリージョンに接続されています。2人目のユーザーは、別のOCIリージョンに接続されています。

DNSを介して、異なる地域にいるユーザーは、ユーザーの場所、DNSリクエストの性質、またはソース・ネットワーク・アドレスに基づいて、異なるOCIリージョンに転送できます。

製品ツアー

グローバルDNSの設定

DNS管理ビュー

すべてのDNS機能の表示

OCIコンソールのDNS管理ページから、グローバルDNSを構成および管理するためのすべての機能を表示します。

ゾーン・セクション・ビュー

すべてのDNSゾーンの表示

プライマリおよびセカンダリ・ゾーン・タイプを含め、管理しているすべてのDNSゾーンを表示します。

パブリック・ゾーン・ビューの作成

DNSゾーンの作成

プライマリ(認可)またはセカンダリDNSゾーン・タイプのいずれかを選択します。オプションで、DNSレコードをインポートします。

リダイレクト・ビューの作成

HTTPリダイレクトの作成

オプションで、パス名を含むHTTPまたはHTTPSリクエストの自動リダイレクトを作成します。

リファレンス・アーキテクチャとソリューション・プレイブック

すべてのリファレンス・アーキテクチャを見る

相互接続されたVCNと、オンプレミスでプライベートDNSを使用

OCIでは、独自のプライベート・ドメイン名を使用します。プライベートDNSサービスを使用すると、VCN間、およびVCNとオンプレミス・ネットワーク間のDNS解決も実行できます。

自動DNS管理機能を備えたKubernetesクラスタを複数環境に導入

OCI DNSゾーンおよびKubernetes ExternalDNSを使用して単一のKubernetesクラスタ導入を設定し、複数の環境にDNSソリューションを構成します。

OCI DNSサービス: パブリック名を超える機能

OCIには、パブリック名またはプライベート名の名前解決が必要かどうかを問わず、ご希望の方法でリソースにアクセスするため、DNSと連携するさまざまな方法が用意されています。

リソース

OCI DNSを使い始める


Oracle Cloud Free Tier

Oracle Cloudでアプリケーションを無料で構築、テスト、デプロイしましょう。一度サインアップすると、2つの無料オファーにアクセスできます。


営業へのお問い合わせ

Oracle Cloud Infrastructureの詳細にご関心をお持ちの場合は、当社のエキスパートにお問い合わせください。

* OCI DNSのご利用には、従量制課金かUniversal Credits契約のいずれかでご利用いただく有料のOCIアカウントが必要です。