Oracle Cloud Infrastructure(OCI)Private Endpointは、仮想クラウド・ネットワーク(VCN)またはオンプレミス・ネットワークの中から、インターネットを経由することなく、コストをかけずに、多数のOCIサービスのいずれかにプライベートでセキュアにアクセスできるようにします。
パブリック・サービスとの通信時を含めて、データがOCIの内部に維持されます。OCI Private Endpointにより、パブリック・サービスへのシンプルでプライベートなアクセスが可能になり、すべてのトラフィックが公共インターネットから隔離されます。
OCIで提供されている25以上のサービスをプライベート・エンドポイントとして利用でき、サブネット内で設定してシンプルにアクセスできます。完全なリストをご確認ください。
OCI Private Endpointは追加料金なしで利用できます。1時間当たりの接続料金やバイト単位でのデータ処理料金はかかりません(他のクラウド・プロバイダーによる同様のサービスは通常は課金の対象となります)。
OCI Private Endpointは、VCNのサブネット内でプライベートのIPアドレスとして存在します。それぞれのプライベート・エンドポイントから、OCI内で提供されている25以上の個別のサービスの1つにアクセスできます。
サービスへのアクセスを制御するには、サブネット内の仮想NICの場合と同様に、セキュリティ・ルールを設定します。
複数のサービスへのアクセスが必要な場合は、複数のプライベート・エンドポイントを作成します(サービスごとにプライベート・エンドポイントを1つずつ)。
オンプレミス・ネットワーク内のリソースは、仮想プライベート・ネットワークまたはFastConnect専用回線(プライベート・ピアリング)を経由して動的ルーティング・ゲートウェイに到達した後、該当するサブネット内のプライベート・エンドポイントに到達します。ネットワーク・トラフィックはOCIの内部に維持され、公共インターネットを経由することはありません。
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* OCI Private Endpointのご利用には、従量制課金かUniversal Credits契約のいずれかでご利用いただく有料のOCIアカウントが必要です。