コンピューティング

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)は、ハイパフォーマンスなベアメタル・インスタンスや柔軟なVMから軽量コンテナやサーバーレス・コンピューティングまで、あらゆるワークロードのニーズに対応する高速で柔軟、かつ手頃な価格のコンピュート能力を提供します。

OCIエグゼクティブ・バイスプレジデントのClay Magouyrkと、AMDのCEOであるLisa Su氏が最新のコンピュート・イノベーションについて語ります(4:32)

今こそ比べてほしい!知らないともったいない!革新的な新価格体系

Oracle Cloud Infrastructure (OCI) なら、クラウド時代に最適な、シンプルな契約と柔軟な運用が可能です。 他社クラウドと比べてどれくらい安いのかもご紹介します。

OCIの収益は前年比で76%増加しています(2023年度第4四半期決算)。お客様が当社を選ぶ理由をお聞きください。

OCIのコンピュート機能

  • 柔軟な仮想マシン

    アプリケーションに必要なコア数とメモリ量を正確に選択します。

    VMの詳細

  • ベア・メタル・コンピューティング

    エンタープライズ・ワークロード向けの高いパフォーマンスを実現します。

    ベア・メタルの詳細

  • サーバーレス機能

    サーバーレス・コンピューティングでアプリケーション開発を簡素化します。

    サーバーレスの詳細

  • コンテナとKubernetesを活用

    コンテナやKubernetesなどのテクノロジーを選択可能

    コンテナの詳細

  • GPUインスタンス

    機械学習、サイエンティフィック・ビジュアライゼーションなどのグラフィック処理向けのNVIDIA GPU。

    GPUインスタンスの詳細

  • HPCインスタンス

    RDMA、高パフォーマンスのストレージ、ネットワーク・トラフィック分離などの機能。

    HPCシェイプの詳細

国内のお客様活用事例

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)を活用したお客様の事例をご紹介します

UberはOCIのDense I/Oと柔軟なインスタンスを採用します。
Specializedは、CPUコアを動的に拡張して、従量課金の優れた経済性を実現しています。
BearingPointは、OCI Computeによって、パフォーマンスを6倍向上しています。
Rumoは、VMwareワークロードのクラウド移行を効率化するために、Oracle Cloud VMware Solutionを選択しました。
教育と研究
カリフォルニア大学デービス校は、Oracle Cloudの高パフォーマンス・コンピューティング(HPC)を使用して、薬品の安全性を向上しています。
Manhattan Associatesは、OCI Computeを活用し、数十億件の小売販売を処理しています。
Oracle Red Bull RacingはOCIでシミュレーションの実行を25%増加しています。
Cox AutomotiveはOCIで年間400万ドル以上のコストを削減しています。

高いクラウド・パフォーマンスを必要とする際に真価を発揮するコンピュート・サービス

仮想マシン向けに最大80コア

最大

94

仮想マシン向けのコア

ベア・メタル・インスタンス向けに最大160コア

最大

192

ベア・メタル・インスタンス向けのコア

インスタンスあたり最大1PBのブロック・ストレージ

最大

1PB

のブロック・ストレージ/インスタンス

最大2X50Gb/秒のネットワーク帯域幅

最大

1X100Gb/秒

のネットワーク帯域幅*


* 最大8x200Gb/秒のRDMA帯域幅

OCIのコンピュート、ストレージ、ネットワーキングの詳細をご覧ください。

Oracle Cloud Infrastructureのコンピューティング・サービス

仮想マシン(VM)

柔軟なVM

仮想マシンベースのシェイプは、コアとメモリの組み合わせをカスタマイズできます。お客様は、ワークロード・ニーズに応じてカスタマイズし、特定のコア数とメモリ量を選択して、コストを最適化できます。

Dense-IO VM

VMシェイプは、大規模データベース、ビッグデータ・ワークロード、その他のアプリケーション向けにハイパフォーマンスなローカルストレージを提供します。

  • 8、16、または24コア
  • 128 GB~512 GB
  • 6.8TB~27.2TBのNVMe
  • 8 Gb/秒~32 Gb/秒のネットワーク帯域幅
  • 8~24の仮想ネットワーク・インターフェース

GPU加速VM

GPU VMシェイプには、ハードウェア加速ワークロードを実行するためのNVIDIAグラフィック・プロセッサが含まれています。

  • NVIDIA Ampere A10、Volta V100、Pascal P100 GPU
  • 1、2、4 GPU
  • 6、12、15、24、30コア
  • 16GB~64GBのGPUメモリ
  • 72 GB~480 GBのCPUメモリ
  • 8 Gb/秒~48 Gb/秒のネットワーク帯域幅
  • 6~24の仮想ネットワーク・インターフェース

VMの最適化

最適化されたVMシェイプは、高周波プロセッサ・コアとクラスタ・ネットワークのサポートを提供します。

  • 1コア~18コア
  • 1 GB~256 GBのメモリ
  • 4 Gb/秒~40 Gb/秒のネットワーク帯域幅
  • 2~18の仮想ネットワーク・インターフェース

専用のVMホスト

専用のVMホスト・シェイプは、VMのホスティングをサポートするソフトウェアを搭載したベアメタル・インスタンスを提供します。

  • IntelまたはAMDプロセッサ
  • ホストあたり36~128コア
  • ホストあたり512GB~2,048GBのメモリ

ベア・メタル

標準的なベアメタル・インスタンス

ベアメタル・インスタンスは、優れたバランスのコア、メモリ、ネットワーク・リソースを提供します。

  • Intel Xeon、AMD EPYC、Ampere(Armベース)プロセッサ
  • 64~192コア
  • 1,024 GB~2,304 GBのメモリ
  • 最大1x100 Gb/秒のネットワーク帯域幅
  • 101~256の仮想ネットワーク・インターフェース
  • 特定のシェイプは機密インスタンスとして利用可能

Dense I/Oベアメタル・インスタンス

ベアメタル・インスタンスは、ハイパフォーマンスのローカルストレージを搭載し、大規模データベースやビッグデータのワークロードに最適化されています。

  • 128コア
  • 2,048GBのメモリ
  • 54.4TBのNVMe SSD
  • 2x50 Gb/秒のネットワーク帯域幅
  • 最大256の仮想ネットワーク・インターフェース

ベアメタルGPUインスタンス

ベアメタル・インスタンスは、IntelまたはAMDプロセッサに加えて、NVIDIAグラフィック・プロセッサを搭載しています。

  • Intel XeonまたはAMD EPYCプロセッサ
  • NVIDIA H100、L40S(近日公開)、A100、A10、V100、P100 GPU
  • 最大128コア
  • 最大2,048GBのCPUメモリ
  • ノードあたり最大8 GPU
  • 最大640GBのGPUメモリ
  • 最大27.2TBのNVMe SSD
  • 最大50Gb/秒のネットワーク帯域幅と8x200Gb/秒のRDMA帯域幅
  • 最大256の仮想ネットワーク・インターフェース

ベアメタルHPCインスタンス

ベアメタル・インスタンスは、高周波プロセッサ・コアとクラスタ・ネットワーキングを必要とするハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)ワークロード向けに設計されています。

  • 36コア
  • 512 GB
  • 3.84TBのNVMe SSD
  • 大2x50Gb/秒のネットワーク帯域幅と1x100Gb/秒のRDMA帯域幅
  • 最大256の仮想ネットワーク・インターフェース

クラウドネイティブとコンテナ

Functions

Oracle Cloud Infrastructure Functions は、開発者が、インフラストラクチャを管理せずに、アプリケーションを作成、実行、および拡張できるサーバーレス・プラットフォームです。

  • OCIリージョンあたり最大20のアプリケーションと500のファンクション*
  • 機能を同時実行するための最大60GBの合計メモリ*
  • 最大6MBのリクエスト・ペイロードとレスポンス・ペイロード

    *お客様は、ニーズに応じて制限の上限を引き上げることができます。

Kubernetesがコンテナ・オーケストレーションでよく使用されるのは、クラウドニュートラルなテクノロジーへの要望が高まっていることを示します。

OCI Containerr Engine for Kubernetes(OKE)は、仮想ノードによる完全なサーバーレス体験を提供するなど、Kubernetesインフラストラクチャの複雑な管理に要する時間、コスト、運用負荷を軽減しながら、コンテナ化されたアプリケーションを大規模に運用するためのマネージドKubernetesサービスです。Container Engine for Kubernetesは、以下のタイプの仮想マシン、ベアメタル・インスタンス、GPUインスタンスをサポートします。

  • 柔軟なVM
  • 標準VM
  • Dense I/O VM
  • 標準的なベアメタル・インスタンス
  • Dense I/Oベアメタル・インスタンス
  • HPCベアメタル・インスタンス
  • GPUインスタンス
  • プリエンプティブル・インスタンス

コンテナ

OCI Container Instancesは、サーバーを管理せずにコンテナを即座に実行できるサーバーレス・コンピュート・サービスです。

  • コンテナ・ワークロードのために最適化されたサーバーレス・コンピュート
  • 強力に分離された専用環境上でコンテナを実行し、セキュリティを強化
  • 統合ネットワーキングとアクセス制御
  • 最も負荷の高いワークロードをサポートするために、基盤となるコンピュート・シェイプのすべてのCPUとメモリ・リソースをコンテナ・インスタンスに配分
  • シンプルな従量課金制で、コンテナ・インスタンスに割り当てられたCPUとメモリ・リソースを、コンピュートと同じ料金で支払い可能

コンテナ・イメージ

OCI Container Registryは、オラクルが管理するDockerレジストリサービスで、オープン標準に基づいており、コンテナイメージをセキュアに保存および共有できます。

  • ユーザーは、サードパーティが所有するコンテナ・イメージだけでなく、MySQL、WebLogicなど、オラクルが所有する他のコンテナ・イメージも活用できます。
  • OCIアーティファクト・レジストリはソフトウェア開発パッケージを保存、共有、および管理するためのリポジトリ・サービスです。

他のサービス

仮想デスクトップ

仮想デスクトップは、エクスペリエンスの向上と管理コストの削減を実現します。

  • ディスプレイのみが転送されるため、データはOCI環境およびリージョン内に保持されます。
  • ネイティブ・オプションのOCI Secure Desktops、またはパートナー認定のVMware Horizonから選択できます。どちらのオプションも、Windows、MacOS、Linuxクライアントに加え、サポートされているWebブラウザからアクセス可能です。

OSイメージ

OCIは様々なデフォルトのオラクルが提供するイメージとユーザーが作成するカスタム・イメージをサポートしています。また、Oracle OS Management Serviceでは、インスタンス上のオペレーティング・システム環境の更新とパッチを管理できます。

  • オラクルが提供するイメージには、複数のバージョンのCentOS、Oracle Linux、Oracle Autonomous Linux、Ubuntu、およびWindows Serverが含まれています。ユーザーはカスタム・イメージを作成および管理することもできます。

VMwareベースのコンピューティング

Oracle Cloud VMware Solutionでは、OCIでVMware対応のソフトウェア定義のデータセンターを構築および管理できます。最小構成には以下が含まれます。

  • 156コア
  • 2,304GBの物理メモリ
  • 153TBのNVMeベースのストレージ

複数リージョンで一貫性と透明性のあるグローバルな価格設定のコンピューティング

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)では、すべてのリージョンとサービスで同じ低価格のクラウドが提供されるため、お客様は、概念実証から本番までの支出を予測できます。コミットされた使用割引、ソフトウェア・ライセンスの移植性などのリワードを活用してください。

優れた価値
最低価格

0.007ドル/時間

非常に柔軟
柔軟なVM

CPUまたはRAMを増減して、パフォーマンスを最適化し、コストを削減します。

仕様

VM.STANDARD.A1.FLEX

1~64GB/OCPU

最低価格

0.0115ドル/時間

高性能
汎用コンピューティング

コア、メモリ、およびネットワーク・リソースのバランスを取ることができます。

仕様

BM.STANDARD.A1.160

160個のOCPU、1,024GBのRAM

最低価格

3.136ドル/時間

コンピューティング集約型
GPU加速ハードウェア

サーバーとVMがグラフィックおよびAI/MLワークロード向けのNVIDIA GPUにアクセスできるようにします。

仕様

VM.GPU3.1

6個のOCPU、16GBのRAM

最低価格

2.95ドル/時間

2023年7月17日

現在提供中:AMD EPYCプロセッサ上のE5インスタンスでパフォーマンスを最大2倍向上

プリンシパル・プロダクト・マネージャー、Mia Yu

本日、第4世代のAMD EPYCプロセッサ(コードネーム「Genoa」)をベースとしたOCI Compute E5 Standardベア・メタルや仮想マシン・インスタンスの一般提供を発表させていただきます。128 OCPUを搭載した以前の世代のE4 Standardベアメタル・インスタンスと比較して、E5 Standard ベアメタル・インスタンスは192 OCPU(192コアまたは384スレッド)を搭載し、コアあたりのパフォーマンスが33%以上向上します。

全文を読む

コンピュート・リファレンス・アーキテクチャ

すべてのリファレンス・アーキテクチャを見る

OCIで構築・デプロイされたコンピューティング・ソリューション

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PeopleSoftの動画サムネイル
Alliance Data Systems向けPeopleSoftソリューション

ロイヤルティおよびマーケティング・サービスの主要なグローバル・プロバイダーがPeopleSoftをOCIにどのように移行したかを参照してください。

Specialized Bicycle向けのE-Business Suiteソリューションの動画サムネイル
Specialized Bicycle向けのE-Business Suiteソリューション

Specialized Bicycle Componentsが、パフォーマンスの原則にどのように基づいたか、イノベーションによってどのように加速したか、およびE-Business SuiteをOCIにどのように移行したかを参照してください。

Sunocoの動画サムネイル
Sunoco向けのマルチアプリケーション・アーキテクチャ

SunocoがOCIとExadata Cloud Serviceで消費者包装と工業製品のグローバル・ビジネスをどのように運営しているかを参照してください。

Oracle Playbookシリーズ

人材、プロセス、システム戦略の秘訣をまとめました。そして、それを皆さんにお伝えできればと考えています。

OCI Computeサービスを使い始める

20以上のAlways Freeクラウド・サービスを30日間の試用版で試す

オラクルは、Compute、Storage、Autonomous Databaseなど、20以上のサービスに期限を設定せずに、Free Tierを提供しているだけでなく、他のクラウド・サービスを試すための300ドルの無料クレジットも提供しています。詳細をご確認のうえ、今すぐ無料アカウントにご登録ください。

  • Oracle Cloud Free Tierの内容

    • AMDおよびArm Compute VM
    • 200GBの合計ブロック・ストレージ
    • 10GBのオブジェクト・ストレージ
    • 2つのAutonomous Database、それぞれ20GB
    • 10TBのアウトバウンド・データ転送/月
    • 10以上のAlways Freeサービス
    • 300ドルの無料クレジットが30日間提供

ハンズオン・ラボで学ぶ

学ぶための最適な方法は自分で試すことです。Oracle Cloud Free Tier、お客様のOracle Cloudテナント、またはオラクルが提供する無料ラボ環境で選択したソリューションに関するチュートリアルとハンズオン・ラボを使用してください。

  • ロード・バランサによるHAアプリケーションの導入

    このラボでは、ロード・バランサを使用して、高可用性モードで設定されたOracle Cloud Infrastructure(OCI)の2つのコンピューティング・インスタンスにWebサーバーを導入します。

    このラボを今すぐ始める
  • OCIコア・サービスを使い始める

    コンピューティング、ネットワーク、ストレージなど、基本的なOCIサービスの詳細を参照してください。

    このラボを今すぐ始める
  • Oracle Container Engine for Kubernetesの導入

    このラボでは、Container Engine for Kubernetesクラスタを導入し、このクラスタに接続し、OCI CLIを使用して、サンプル・アプリケーションを実行します。

    このラボを今すぐ始める
  • OCIへのTomcat Javaアプリケーションの移行

    TomcatをOracle Cloud Infrastructureに移行し、Autonomous Databaseに接続する方法の詳細を参照してください。

    このラボを今すぐ始める

その他のリソース

プリエンプティブル容量、バースト可能なインスタンス、自動スケーリング、GPU、フレキシブル・コンピューティングなどの詳細をご覧ください。

150以上のベストプラクティス設計の詳細

アーキテクトなどのお客様が、エンタープライズ・アプリケーションからHPCまで、マイクロサービスからデータレイクまで、さまざまなワークロードをどのように導入しているかを参照してください。ベストプラクティスを理解し、Built & Deployedシリーズの他のカスタマー・アーキテクトから話を聞きます。また、多くのワークロードの導入を「クリックして導入」で行うか、GitHubリポジトリから自分で行います。

一般的なアーキテクチャ

  • Apache TomcatとMySQL HeatWave Database Service
  • Oracle Weblogic on KubernetesとJenkins
  • 機械学習(ML)およびAI環境
  • Tomcat on ArmとOracle Autonomous Database
  • ELKスタックによるログ分析
  • OpenFOAMを使用したHPC

OCIでのコスト削減を試算してみましょう

Oracle Cloudの価格は、わかりやすく、世界中で一貫性のある低価格であり、さまざまなお客様事例をサポートしています。コストを見積もるには、コスト見積ツールをチェックし、ニーズに応じて、サービスを設定します。

違いを体験してください

  • 1/4のアウトバウンド帯域幅コスト
  • コンピューティングのコストパフォーマンスが3倍向上
  • すべてのリージョンで同じ低価格
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営業へのお問い合わせ

Oracle Cloud Infrastructureの詳細にご関心をお持ちの場合は、当社のエキスパートにお問い合わせください。

  • 次のような質問に回答します。

    • Oracle Cloudの使用を開始する方法を教えてください。
    • OCIで実行可能なワークロードを教えてください。
    • OCIで提供されているサービスを教えてください。