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オラクル・コーポレーション
マイケル・ヒキンズ
オラクルは10月のOracle OpenWorld 2017の期間中、起業家が同社創業者であるラリー・エリソンの自宅に集うイベント「Founder to Founder」を開催した。くつろいだ雰囲気で行われたこの会合には、オラクルが世界中で支援するスタートアップ企業支援プログラムに参加している起業家や、オラクルが買収した企業の創業者、シリコンバレーを拠点とする企業の創業者などが集まった。エリソンが1時間半以上にわたってじっくりと語り、対話するあいだ、45名を超えるゲストは夢中で聞き入っていた。
オラクルのスタートアップエコシステムプログラム担当シニアバイスプレジデントのレジー・ブラッドフォード(右)がモデレーターをつとめ、45名を超えるゲストが集った
さまざまな話題があがるなか、オラクル創業当初、資産報告書と格闘していたエリソンが、カリフォルニア大学バークレー校で会計学を学んでいたピザ配達の若者をその場で雇ったエピソードも語られた。「実際はこんな感じだよ、『会計学専攻なのか、じゃあこの賃借対照表がわかるかい?』答えはイエスだったから、『そうか、うちで働かないか?』と尋ねて、そのまま雇ったわけだ」
起業家コミュニティのサイトを運営するStartup GrindのCEOであるデレック・アンダーソンは次のように語っている。「込み入った技術的なトピックから、創業時のありのままの体験、現在のスタートアップ企業への実践的アドバイスまで、瞬く間に話題が変わって、非常に興味深かった。出席したスタートアップ起業家全員にとって、簡単には忘れられない経験になったことは確かだ」
エリソンは、「私は学んだり向上したりすることが好きなんだ。競争も好きだし、もちろん勝つこともね」と語り、オラクルをよりいっそう成功させ、反対論者の誤りを証明することが念頭にあると続けた。さらに、ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館に展示されている巨大なティラノサウルスの化石を競り落として、オラクルのロビーに飾ろうと考えたと冗談を言った。「そう、恐竜だよ。それも、とても危険な恐竜」
オラクルのスタートアップエコシステムプログラム担当シニアバイスプレジデント兼グローバル責任者であるレジー・ブラッドフォードは、次のように語っている。「40年たっても、エリソンは変わらぬ決意と集中力、そして情熱を持っている。それは、実業界で最も素晴らしいサクセスストーリーの1つで、偉大な証しでもある。当社のスタートアップ企業支援プログラムに参加する起業家たちは大いに勇気づけられ、エリソンが非常に誠実かつエネルギッシュで賢く、とても愉快な人物だとしきりに口にしていた」
ラリー・エリソンの自宅に招かれた起業家たちは、創業時のユーモアたっぷりのエピソードから成功に向けた実践的なアドバイスまで興味深く聞き入っていた
エリソンはほかにも、スティーブ・ジョブズから、従業員を少人数から増やす難しさ、顧客優位の考え方などを語った。その一部をここで紹介する:
英国ブリストルを拠点とするオラクルのスタートアップ企業支援プログラムのメンバーであり、交通案内サービスを提供するiGeoliseの共同創設者であるチャーリー・デイヴィスは、次のように語っている。「基調講演でラリーを見ることはあるが、直に接することは素晴らしい、驚くべき体験だった。非常にエネルギッシュで信頼できる、優れた人物であることは疑いようもない。素晴らしいひとときであり、Oracle OpenWorldでの貴重な体験の、良い締めくくりとなった」
参考リンク: