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日本オラクル 広報室
谷地田 紀仁
現在の大学3年生が主に対象となる2018年度卒向けの採用活動が3月1日から解禁になりました。ほぼ毎日のように企業や団体が説明会を開催し、6月1日から選考開始、10月1日の内定式まで7カ月に及ぶ就職活動がスタートしました。
日本オラクルは今年、設立32年目を迎えます。IT業界の激動期2000年に東証一部に上場し、これまで約6万社のお客様、2,000を超えるパートナー企業に育てられながら、日本のビジネスを成長させてきました。いまでは売上高1,700億円超、社員数2,500人を超える規模にまで拡大してきています。
1992年に新卒第1期17名を採用し、その後も新卒社員を毎年採用、2017年4月1日に入社する新卒社員は第25期生となります。昨年4月には51名が入社、そのうち25名が女性で首都圏以外の大学を卒業した社員が6名、海外の大学を卒業した社員も8名おり、中国や韓国からの留学生も入社しました。日本オラクルは「ダイバーシティ=多様性」を尊ぶ企業であり、その価値を高く評価しています。
進路に思いを馳せる就活生、また晴れて新社会人となる学生に向けて、昨年は日本オラクル新卒一年目の社員を紹介しました。(参考記事:日本オラクル新卒社員が語る:入社1年目の喜怒哀楽)今年は2014年4月に新卒入社した社員4名にインタビューし、社会人として成長著しくも抱く悩み、それを克服していく“入社3年目の働き方改革”に焦点をあてながら紹介していきます。
入社3年目が語る会社の魅力
厚生労働省が2016年10月に公表した2013年3月に卒業した新規学卒者の離職状況によると、高校卒業者の40%以上、大学卒業者の30%以上が、卒業後3年以内に離職しています。大学卒の3年以内の離職率が1995年に32%に到達して以来、20年以上、ほぼ30%台を維持しています。
日本オラクルは2013年4月に40名超の大学卒社員が入社しました。3年目となると仕事も慣れてくる一方で、後輩社員が入社してきて先輩や上司の期待も徐々に大きくなっていきます。クラウド・テクノロジー事業統括 金融営業本部に所属する森田大樹はそのような期待へのプレッシャーを受けつつも日本オラクルで働く魅力を次のように話します。「オラクルはグローバル規模で業界をけん引するリーダー的存在。リーダー企業として、担当する保険会社のお客様のデジタル変革を率先して支援できます。特に目の前のIT資産のクラウド化は、社会・経済の基幹システムを長年支えてきたオラクルだからできる仕事です」。
オラクルの製品に消費者が日常触れる機会はあまりないため、一般の学生が日本オラクルに入社する前と後では相応のギャップを感じるのではと質問したところ、「以前からオラクルを知っていたこともありますが、ギャップを感じたことはありません。それ以上に、募集していた職種より多くの仕事があることに魅力を感じています」とコンサルティングサービス事業統括 クラウド・テクノロジーコンサルティング事業本部に所属する仲庭智美が語りはじめました。自信をもって「普段はお客様先に常駐しデータベースの設計支援を行っています。お客様にとって身近な存在として頻繁にコミュニケーションをとり、課題の発見・解決をよりスピーディに行えるようになりました」と続けます。
「商学部出身。根っからの文系です」と前置きするクラウド・アプリケーション事業統括 セールスクラウド事業本部所属の永瀬良は、「いまやりたかった仕事ができています。学生時代、マーケティング領域に興味があり、いまは中堅企業に対してソーシャルメディア活用、デジタル・マーケティングと営業を改善するクラウドサービスの営業を担当しています」と勢い良く語ります。企業の基幹システムを支えるデータベース製品から、企業の売上成長を支援するマーケティング関連の製品までデジタル・テクノロジーを広範に有するのがオラクルの強みとなっています。
入社3年目となると仕事もハードになり「もうダメかも」と思ったときが一度や二度はあるはずです。そのような状況を打開したのは”チーム力”と語るのは、若輩ながら難易度の高いプロジェクトを担当してきたコンサルティングサービス事業統括 クラウド・テクノロジーコンサルティング事業本部所属の辻井由佳。「負担が大きいと感じることはありますが、周囲の人が助けてくれます。聞きに行くと丁寧に教えてくれるし、部門内に流す週報に困っていることを書くと似たような案件でのナレッジが直ぐに出てきます。時には回答以上の情報も出てきますが・・・(笑)」。意地悪に馴れ合いにならないかと問いかけたところ、「本当は人にできるだけ頼りたくないです。尊敬する先輩、皆から一目置かれるコンサルタントの出番を作らせない仕事がしたいです。プロフェッショナルとして専門性をより尖らせていきたい」。
社内外の人に恵まれている、とほかの3人も口を揃えます。「金融営業本部は新卒入社の社員が多く、先輩が支援する体制が整っています」(森田)。「お客様からの感謝の言葉が励みです」(仲庭)。「社内バスケ部所属の他部門の先輩からのアドバイスは貴重です」(永瀬)
オンとオフを切り替えられる大切さ
最近大きく取り上げられている「働き方改革」による生産性向上。日本オラクルでも「The Most Admired Company(最も賞賛される会社)in the Industry」を目指し、社員が働きがいを感じて活き活きと能力を発揮する機会を最大化しようとしています。(参考記事:「働き方改革」は長時間労働の是正だけにあらず)
未だ若手の部類に入る入社3年目の彼ら彼女らはどのように「働き方改革」を実践しているのでしょうか。早朝に出社し、クリエイティブな仕事を早い時間に取り掛かる森田。「8時前には出社し、企画書などユニークなアイデアが求められる業務は朝行います。見積など定型的な作業は、お客様先から帰社する夕方に行います」と語ります。「社内外の役職者も朝早く出社しています。その時間帯だとコミュニケーションがタイムリーに取れるのでメリットは大きいです」と”朝活”による生産性向上を実践しているようです。
プロジェクトの進捗によって業務負荷が変動するコンサルタントの仕事において、「プロジェクト・マネージャーが決めた期限よりも前倒しで仕事を終えるようにしています。また、プロジェクトの合間でメリハリを付けることが大切」と語る辻井。「入社2年目のとき2カ月間、まだ触ったこともない製品の実装を担当しました。夜遅くまで働く時期が約3週間続きましたが、プロジェクトが無事終了したあと直ぐに休暇を取りハワイに旅立ちました」と切り替えの大切さを強調しています。
生産性向上と自己満足の二軸で自身の「働き方改革」を説明するのが永瀬。特に自身が扱う商材のナレッジ取得を社外に求めて勉強会に参加しスキルアップしている。「マーケティング領域のサービスは日々進化しているため、社内にナレッジが形成されていないことが多々あります。そのナレッジを補完する目的で、ソーシャルメディアを駆使しその道で影響力ある人物にアプローチして勉強会に参加しています」と語る永瀬。最近はIoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)をマーケティングに応用する勉強会に多く参加しているといいます。
自己満足の軸では「働きたいときに働く、働きたくないときには働かない」と断言。「入社2年目のとき、ただ業務量を増やして仕事をした気になっていましたが、全く結果が出ずにもがいていました」と苦い経験を味わった結果、行き着いたのが、メリハリを付けて生産性が高いと感じるときに仕事をこなしていく働き方だ、と説明します。
福利厚生は2つの“カフェ”
就職活動時の企業選びのポイントで給与や待遇などに加え重要な判断材料となるのが福利厚生です。福利厚生とは一般に、従業員やその家族の健康や生活の福祉を向上させるために行う諸施策の総称です。日本オラクルの福利厚生制度について尋ねたところ、頻繁に利用するメニューとして「カフェテリアプラン」を挙げました。これは会社が付与するポイントの範囲で自己に最適なプランを選択できる選択型福利厚生制度と呼ばれるものです。社員は毎年、一定のポイントを付与され、資格取得や通信教育などの自己学習支援のメニュー、スポーツや家族旅行などの余暇活動関係、育児支援や介護支援などのライフサポート関連のメニューなどが用意されています。
日本オラクル本社内に昨年10月にオープンした社員食堂「Digital Cafeteria Waterfall」も福利厚生制度の施策のひとつです。朝8時から夜8時まで営業しており、朝はベーグルとコーヒーのモーニングセットが200円、ランチは日替わりメニューが500円とリーズナブルに提供されています。22階にあるカフェテリアからは六本木、渋谷、新宿の高層ビル群が一望でき、晴天時には富士山も眺めることができます。社長や役員も利用しており昼食時に気軽なネットワーキングができるほか、ひとりで集中したいときや朝の学習で利用しているなどのポジティブな声が多く寄せられています。「カフェテリアの活用には3つのメリットがあると思います。1つ目はリーズナブルな価格で食事ができること。2つ目は栄養バランスのとれた食事ができること。3つ目はコミュニケーションが捗ること。上司や先輩と食事をともにしながら会話できることで、わざわざミーティングを調整したり1時間会議室にこもったりする必要がなくなります。」(永瀬)と生産性の向上に大きく貢献する施策と評価しています。(参考記事:数字で伝える 日本オラクル カフェテリア 10の特徴)
最後に、日本オラクルへの就職を志望する学生へのメッセージとして、「日本オラクルは日本に根付いた外資系企業であり、全世界13万人超が働くグローバル企業、オラクル・コーポレーションの一員として両方のいいとこ取りをしている会社です」と日本オラクルの特徴的な社風を仲庭が紹介。「外資というと英語をハードルに感じる人は多いかもしれません。但し、社内にはさまざまな選択肢があり、研修制度もしっかりしているので心配することはありません」と、志望する学生に語学が不安であっても他のスキルや特長をアピールして欲しいとアドバイスします。
森田は「日本の商習慣が理解されないこともある」と前置きしながらも、「米国の本社から強力なサポートを得られることは大変心強いです。ITの変革期にオラクルに求められる役割は大きくなってきています。是非一緒に頑張っていきましょう」とエールを送ります。
入社3年目となると自分ばかりではなく、お客様のこと、上司・先輩・同僚のこと、そして家族のことを気にかけた発言が多いことに気づきます。またインタビュー中、多く発せられたのが「サポートしてくれる」「いい人が多い」という言葉でした。日本オラクルは、若くして重要な仕事を任せられる、周りの人からの支援を受けながら成長させてくれる会社です。そのため社員一人ひとり、相手を思いやる言葉が自然と発せられるのではないでしょうか。
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