Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のRoving Edge Infrastructureは、データセンター外へのクラウド・ワークロードの導入を加速します。堅牢なデバイスによって、ネットワークのエッジや分離された場所におけるクラウド・コンピューティングとストレージ・サービスが提供され、データ・ソースに近い場所で高速な処理が可能になるため、データに対するインサイトをよりスピーディーに入手することができるようになります。
既存のOCIコンピューティング・イメージとオブジェクト・ストレージは、パブリック・リージョンと同じポータルとテナント・ツールを使用して、Oracle Roving Edgeデバイスに同期させることができます。
Oracle Roving Edge Infrastructureの詳細については、弊社までお問い合わせください。
公共機関および民間企業のお客様は、Oracle CloudのリージョンおよびDedicated Region Cloud@Customer外にOCIのサービスを導入することができます。
フィールド・オペレーション・チームは、ローカルで遅延の影響を受けやすいクラウド・アプリケーションにおいて、複数のネットワーク・ホップを使用するリモート・サービスに依存することなく、超低遅延を実現しています。
コンパクトなポータブル・サーバー・ノードは、完全に接続されていない場合でも、Oracle Cloud Infrastructureの機能をリモート・ロケーションに提供します。
各REDは、40コア(80仮想CPU)、512GBのRAM、61TBのストレージ、および高速ネットワークを具備しています。組み込みのGPUにより、AIアプリケーションを含む高度な処理が可能になります。
Ultraは、12コアのXeon DベースのCPU、96GBのメモリ、7.68TBのストレージを搭載した、軽量でウルトラポータブルなバッテリー駆動のデバイスです。Ultraのサイズは7.4" x 6.3" x 2 "で、バッテリーなしの重量は3.75ポンドです。
REDには、電磁波シールドやプロテクション、衝撃吸収の機能を備えた3Uミリタリーグレード(MIL-STD-810)の堅牢な衝撃マウントケースをご用意しています。
REDのクラスタは、5~15ノードの構成に対応しています。また、15~30ノードの大規模クラスタには、ラックスペースや電源、空調を備えた事前組立式の筐体を利用することができます。
管理と制御が容易なRoving Edge Infrastructureは、Oracle Cloudリージョンのテナントと関連付けられています。
Roving Edge Infrastructureは、Oracle Cloudコンソールと同じルック・アンド・フィールを提供しているため、導入やデプロイが容易です。
Oracle Roving Edge Infrastructureのデバイスは、ネットワーク接続が可能な場合、OCI Object Storageと自動的にデータを同期させることができます。
Oracle Roving Edge Infrastructureのデバイスは、リソースの所有開始日から日単位で課金されます。大規模なREDクラスタは、月単位のサブスクリプション・ベースで課金されます。
Roving Edge Infrastructureのノードとクラスタは、OCIコンソールから簡単に注文および構成できます。
お客様が選択したコンピュート・イメージを備えた形でノードを事前にプロビジョニングすることにより、調達ワークフローをシンプルなものにします。
強力なコンピューティング機能を備えたRoving Edge Infrastructureデバイスを利用して、遠隔地のセンサーから大量のストリーミング・データを取り込み、処理を行います。
大使館や領事館、官公庁、軍事基地、遠隔地のキャンパスなどの組織向けに、アプリケーションのシームレスなデプロイを可能にします。
すべてのアプリケーションとデータをクラウドで開発・デプロイ・保守し、必要に応じてエッジに展開し、一元的に制御します。
組み込み型のGPUまたは付属のVPU/TPUアクセラレーターを使用して、Oracle Cloud Infrastructureへのネットワーク接続に依存することなく、AIおよびMLワークロードの処理を高速化します。
Oracle Roving Edge Infrastructureの価格は1日単位で設定されており、最低リース期間は30日です。お客様は、所有するOracle REDノードとクラスタを無制限に使用できます。