Autonomous Databaseの機能

あらゆるワークロードとデータ

あらゆるワークロードとデータ型に対して最適化

あらゆる最新のデータ型、ワークロード、分析をサポートするネイティブなサポートが単一のサービスに組み込まれているため、開発者は可動部分が少なく、複雑さの少ないプラットフォームを利用できます。複数のサービスや複数の専門データベースの手間のかかる統合を必要とせず、スケールや重要度を問わずアプリケーションや分析をサポートする環境を活用することができます。

  • リレーショナル、ベクトル、グラフ、地理空間、JSON、テキストなど、最新のデータ形式がすべてサポートされています。異なるデータ型のために多数の専門データベースを使用する必要はありません。
  • OLTP、IoT、テンポラル、元帳およびブロックチェーン、ストリーミング、分析など、あらゆる最新のワークロードがサポートされています。異なるワークロードをサポートするために異なる専門データベースを用意する必要はありません。
  • 生成AI、高度なSQL、機械学習グラフ分析テキストおよび検索分析地理空間分析など、最新の分析がすべてサポートされており、データ・レイクへのアクセスも可能です。分析のためにデータを専門データベースに移動する必要はありません。
  • コンテナ、イベント、REST、ローコード、マイクロサービス、CI/CDなど、最新の開発スタイルとパラダイムがすべてサポートされています。単一のデータベースですべての開発ニーズをサポートし、運用を簡素化します。
  • あらゆるデータ型とワークロードにまたがるシームレスで同一のセキュリティにより、単一のセキュアな環境を迅速かつ安全に構築します。

迅速なデプロイメント

Autonomous Databaseの作成とサービスのツアー (3:14)

Oracle Autonomous Databaseを初めてお使いになる方でも、必要最小限の学習で、迅速に本番稼働することができます。Autonomous Databaseを使用して生産性を高めるために、Oracle Databaseに関する事前の専門知識は必要はありません。

  • どのようなサイズのAutonomous Databaseでも数分で導入することができます。
  • Autonomous Databaseが自動的に処理するため、ITスタッフは日常業務に時間を割く必要がありません。
  • アナリストは、好みのツールを使用して、より適切な記述分析や予測分析を作成することができます。Autonomous DatabaseにはAI、機械学習、グラフ、空間、テキスト分析が組み込まれており、他のデータベース、クラウド、データ・レイクと統合してデータのサイロ化を解消します。
  • 開発者は、最適な技術スタック、アーキテクチャ、アプローチを柔軟に用いたアプリケーション構築が可能です。複数の専門データベースを使用する必要はなく、DevOpsチームにとっては、これらのアプリケーションの管理と運用レポート作成が容易になります。

簡単なクラウド移行

Autonomous Databaseは完全に自動化されたOracle Databaseです。これは、Oracle Databaseのワークロードをクラウドに移行する最も容易な方法を提供します。

  • Autonomous DatabaseはPL/SQLを完全にサポートしているので、新しいデータベース・スキルや言語を学ぶ必要はありません。
  • オンプレミスのOracle Database導入の分析およびアプリケーションがサポートされています。
  • データベース資産を分析し、今すぐ移動できる最適な候補を特定します。
  • Oracle Zero Downtime Migrationを使用して、ダウンタイムなしでデータベースをOracle Cloud Infrastructure(OCI)に移行します。Oracle Cloud Lift Servicesを通じて、クラウド・エンジニアによるクラウド移行の計画、アーキテクト、プロトタイピング、管理に関するガイダンスを受けることで、移行を加速できます。

分析

セルフサービス分析

事業部門は、ITスタッフに頼ることなく、エンドツーエンドのデータ分析エコシステムを使用して独自の分析環境を導入できます。

  • Oracle Autonomous Database Data StudioのData Transformsツールを使用することで、IT部門の支援を受けることなく、100を超えるアプリケーション、データベース、およびデータレイクのソースからデータをロードして変換できます。
  • Data Studioのツールに組み込まれたデータ分析を使用して、複雑な分析計算を簡単に作成し、それらの計算をOracle Analytics Cloud、Tableau、Excelなど、お気に入りのツールで共有できます。
  • 組織内外でデータをセキュアに、迅速に、そしてオープンに共有します。
  • Data Studioのカタログ機能を使用して、データ・ソースを理解し、変更を追跡します。
  • ExcelおよびGoogle Sheets用のアドインを用い、スプレッドシートからデータに簡単にアクセスします。
  • 組み込みの機械学習グラフのアルゴリズム、ネイティブなPythonおよびRのサポート、そして組み込みのノートブックUIにより、データ・サイエンティストを強化します。
  • Select AIを使用して、自然言語による対話で質問し、Autonomous Database内の組織データから回答を得ます。

デフォルトの倉庫とコネクタ

Oracle Fusion Application、オラクルのNetSuite、E-Business Suite、Peoples oft、すぐに使用できるデータ・モデル、パイプライン、分析を活用して、データを迅速に実用化できます。

  • オラクルのクラウドのERP、HCM、SCM、およびCXアプリケーション・スイートのデータからのインサイトを利用します。Oracle Fusion Analytics Warehouseには、デフォルトのKPI、機械学習、よりシンプルなデータ管理が備わっています。
  • NetSuiteデータから実用的なインサイトを取得します。Oracle NetSuite Analytics Warehouseは、実用的なインサイトを導き出す強力なデータ分析を実現します。ビジネス・プロフェッショナルは、IT部門に頼ることなく、データをロードするだけでなく、独自の分析を迅速に構築および実行することができます。
  • 独自に分析を構築するよりも最大70%迅速な、E-Business Suiteデータからの新しいインサイトの取得を開始しましょう。E-Business Suiteのアクセラレーターには、デフォルトの抽出、変換、ロードのパイプライン、データ・モデル、デフォルトのKPI、ダッシュボード、レポートが備わっています。

BIの有効化

ビジネス・アナリストと事業部門チームは、さまざまな分析ツールとBIツールを使用してビジネス・インテリジェンス(BI)ソリューションを提供できます。

  • 分析ビューを使用してツールとアプリケーション間で共有されるビジネス・モデル(ディメンション、階層、メジャー、KPI)を作成し、迅速で信頼性の高いビジネス・インサイトを実現します。
  • 使い慣れたBIツール(Oracle Analytics Cloud、Tableau、Microsoft Power BI、Excelなど)を使用できます。各ツールで同じビジネス・モデルを共有できるため、分析が簡素化され、結果の一貫性が確保されます。

データ・レイク分析

Autonomous Database の内部でも、データレイクやクラウド・ストレージの外部でも、データベースと同じツール、プロセス、アクセス方法を使用して、すべてのデータを分析します。

  • データのクエリと分析:
    • OCI Object Storage、Amazon S3、Azure Blob Storage、Google Cloud Storageを含む、あらゆるクラウド・オブジェクト・ストレージ
    • Parquet、Avro、JSON、csv、XLSXなどのあらゆるデータレイクファイル型
    • デルタ表やアイスバーグ表などのあらゆる主要なデータレイク表構造
  • オブジェクト・ストレージのネイティブなセキュリティ・ポリシーとAutonomous Databaseの高度なセキュリティを組み合わせて、データをセキュアに保ちます。
  • オブジェクト・ストア・ソースに対して直接SQLクエリを実行し、Autonomous Databaseに保存されたデータと関連付けます。
  • OCI Data Catalog および AWS Glue メタデータ・リポジトリを活用することで、エンタープライズ・データ・セットをすぐに検出およびアクセスします。
  • Apache Sparkを使用してAutonomous Databaseのデータを高パフォーマンスで分析します。

人工知能と機械学習

AIと機械学習を活用したイノベーション

Autonomous Databaseは、機械学習とAIに関するスキル・セットや既存の知識に関係なく、ニーズに合わせたツールや言語を使用してデータを分析できる単一のプラットフォームを提供します。

  • 自然言語を使用して、簡単にデータから回答を選ら得まれます。Select AIは大規模言語モデル(LLM)を使用し、ユーザーが基礎となるデータ構造やSQL構文を理解していなくてもデータをクエリできるようにします。新しいSQL AI拡張機能を使用して、自然言語のクエリ機能を独自のSQLベースのアプリケーションに簡単に構築できます。
  • OCI Generative AIでSelect AIを使用して、Autonomous Databaseのプライベート・エンタープライズ・データと生成AIの生産性と創造性をセキュアに組み合わせることで、アプリケーション開発を加速し、新しいビジネス・ソリューションを構築できます。Oracle Databaseの高度なセキュリティ機能によりデータ・アクセスが制限されるため、データはOracle Cloudに留まり、AIプロバイダーと共有されることもありません。
  • Oracle Database@Google CloudやOracle Database@AzureでAutonomous Databaseを実行する場合は、Azure OpenAIやGoogle Geminiなど、他のプロバイダーのLLMを使用します。
  • ベクトルをネイティブ・データ型として格納し、ベクトル索引およびSQL関数を使用してベクトルに対して類似性検索を実行します。AI Vector Searchを使用すると、ドキュメント、画像およびその他の非構造化データから類似する情報をすばやく特定できます。
  • 実データの近似値を使用して、アプリケーションや分析データベースのテスト・開発インスタンスを簡単かつ迅速に構築します。生成AIとAutonomous Databaseのメタデータ・クローンを使用して合成テスト・データをロードすることで、データを安全に保管します。
  • コーディング方法を知らなくても、高いパフォーマンスの機械学習モデルを構築して評価できます。AutoMLは、専門家以外のユーザーによる機械学習へのUIベースのアクセスを可能にします。MLモデルのデータドリフトや品質ドリフトを防止するコード不要のユーザー・インタフェースを使用して、モデルを常に最新の状態に保ちます。
  • 運用データに対してリソース記述フレームワーク(RDF)およびプロパティ・グラフを使用します。SQLプロパティ・グラフを通じて、既存のSQL開発ツールやフレームワークを使用して、SQLでグラフ・アプリケーションを簡単に構築できます。Graph Studio機能を使用すると、データ内の隠れたつながりを視覚的に探索し、検出できます。
  • セルフサービスのUIドリブンWebアプリケーションであるOracle Spatial Studioでは、対話モード・マップを使用して分析にロケーション・インテリジェンスを追加できます。
  • Python、R、SQLなどの言語とサードパーティ・パッケージを選択して、機械学習モデルを開発し、データベース内で大規模に実行できます。

アプリケーション開発

生成AIを使用した自然言語のクエリ

「人間」の言葉を話すAutonomous Database

  • 検索拡張生成(RAG)を使用して自然言語で質問するだけで、ビジネスに関する回答を得る最も簡単な方法です。
  • Autonomous Database Select AI を使用して、アプリケーションに自然言語機能を容易に組み込むことができます。

ローコード AppDev

事業部門のアナリストや専門外の開発者は、小規模な部門のアプリケーションおよび高度なエンタープライズスケールのアプリケーションを迅速に開発することができます。

  • エンタープライズ・ローコード・アプリケーション・プラットフォームであるOracle APEXを使用して、20倍迅速かつ100倍少ないコードでアプリケーションを開発します。
  • UIベースのツールを使用して、最小限のコーディングでアプリケーションに高度な分析を統合します。Data Studio データ分析を使用して多次元モデル、AutoMLOracle Spatial Studio、およびGraph Studio (PDF)を構築します。

クラウド・ネイティブのアプリ開発

既知の技術スタックを使用してマイクロサービスをより迅速に構築し、DevOpsによるそれらの運用を容易にします。

  • オープンソース・フレームワークのサポート、REST/JSONベースの開発MongoDB互換APIにより、お気に入りのツールをご使用いただけます。
  • 多次元モデル機械学習グラフ空間、および テキストを含む組み込みのAdvanced Analyticsを使用して、専門的な分析エンジンによるさらなる複雑性を要することなく、インサイトを実用化します。
  • Java Database Connectivity(JDBC)は、あらゆるツールやアプリケーションでサポートされています。
  • オープン・スタンダードのPythonデータベースAPIに従ったcx_Oracleを用いたPythonを使用して、データにアクセスします。
  • SQLを使用して、JSON、グラフ、空間データを含むすべてのデータにアクセスおよび分析します。
  • ダウンタイムなしでデータを保護します。データベースの導入はデフォルトでセキュアに行われ、最新のデータベースおよびセキュリティ・パッチが自動的に適用されます。
  • Autonomous Database on Oracle Cloud Free Tierを用いてクラウドで、もしくはAutonomous Database無料コンテナ・イメージを使用してオフラインで、Autonomous Databaseの無料オプションを利用してアプリケーションを開発します。

JSON中心のアプリ開発

MongoDB 互換でありながら、より高速、よりセキュア、より低コストなJSONドキュメント・ストアを使用してアプリケーションを迅速に開発します。

  • 高可用性、動的なスケーラビリティ、高度なセキュリティを備えたJSONアプリケーションを構築します。
  • 使い慣れたMongoDB互換ドライバー、ツール、フレームワークを使用する新しいアプリケーションの開発や、現在のMongoDBアプリケーションの移行には、すべてOracle Database API for MongoDBを使用します。
  • スケーラブルなSQLでJSONデータを分析し、あらゆるリレーショナル・ツールやアプリケーションからJSONにアクセスします。
  • リレーショナル・データベース・パラダイムとJSONデータベース・パラダイムの両方を同時に使用してアプリケーションを構築します。両方のテクノロジーを使用して、1つのデータストアに効率的にアクセスし、更新できます。アプリケーション内での情報の取得、操作、交換にJSONを用いたり、クエリや分析にリレーショナル手法を用いたりできます。二面性ビューは、パフォーマンスを向上させ、ストレージを最適化し、JSONモデルとリレーショナル・モデルの両方を最大限に活用することを可能にします。
  • マルチドキュメントACIDコンプライアンス、クロスコレクション結合、データベース内手続きロジックなど、JSONデータベース開発者が直面する最も困難な問題に簡単に対処します。
  • アナリストとデータ・サイエンティストが、SQLを使用してドキュメント・ストアとリレーショナル・ストアにまたがるデータを分析できるようにします。

コスト削減

自動化によるTCOの削減

自動化が人権費を、弾力的なスケーリングがライセンス・コストを削減し、エンタープライズ・アプリケーション運用の総コストに大きなメリットをもたらします。IDCが行ったAutonomous Data Warehouseのお客様に関する調査 (PDF) では、次のことが示されています。

  • 5年間の平均ROIは417%で、投資の損益分岐点は平均5カ月で生じます。
  • 管理およびライセンスのコストと、ダウンタイムによって失われるユーザーの生産性を削減することにより、企業は運用にかかる総コストを平均63%削減することができます。
  • 柔軟なライセンス・モデルにより、お客様はライセンス・コストを平均45%削減することができます。
  • 新しいデータベースの導入に必要な時間は平均84%、スタッフの必要時間は85%短縮されます。

柔軟性のある従量課金制

弾力的なクラウド・データベースへの導入により、ライセンス・コストとクラウド使用量を削減し、過剰なプロビジョニングを回避します。

  • 弾力的な自動スケーリングにより、使用量と請求額が実際のアプリケーションのニーズと消費量に確実に一致するようにします。ワークロードの一時的な変化に応じて、最大で基本プロビジョニング・リソースの3倍まで、またダウンタイムなしで、コンピュートとストレージが独立してスケールアップおよびスケールダウンします。
  • より長期的なコンピュートやストレージのニーズに応じて、ベース・プロビジョニング・リソースを随時追加します。
  • あらゆるデータをAutonomous Database に格納することで、オブジェクト・ストレージと同じ価格で、データレイクのデータ に最大20倍の速度でアクセスします
  • データベース・インスタンスを弾力的なリソース・プールに統合し、ダウンタイムなしでスケールアップおよびスケールダウンすることで、各インスタンスに個別にコストを支払う場合と比較して、最大87%の計算コストの削減を実現できる可能性があります。

低コストでのアプリケーション開発

適切な開発環境オプションを選択して、AppDevを加速します。

  • 低コストでの開発やテストのユースケースには、Autonomous Database Serverlessの固定シェイプの時間単価オプションであるAutonomous Database for Developersをご利用ください。シンプルな本番導入へのアップグレード・パスで、Autonomous Databaseのすべての組み込みツールと機能を利用できます。
  • 無料で開発: Oracle Autonomous Database on Oracle Free Tierを使用してオンラインで、またはAutonomous Database Free Container Imageを使用してオフラインで無料で開発できます。

管理、セキュリティ、コンプライアンス

自動化されたデータベース管理

データベース管理者は、自動化された管理を活用することで、手作業による管理作業を離れ、より価値の高いITプロジェクトに取り組むことができます。

  • DBA関連のタスクに費やす時間を平均68%削減 (PDF)し、運用コストを最大63%節約します。
  • プロビジョニング、モニタリング、バックアップ、監査、アラート、ディザスタ・リカバリなど、あらゆるデータベース管理タスクの自動化を活用します。
  • データベースの健全性に対する先行的なモニタリングと組み込みのフォルト・トレランスにより、より優れたサービス・レベルを実現します。パッチやアップデートは、ダウンタイムや人の手を介すことなく自動的に適用されます。
  • ワークロードやデータ分散を手作業で調査することなく、アプリケーション・パフォーマンスを向上します。自動パーティショニングと自動インデックス作成は、ワークロードに合わせてデータベースをチューニングします。

データ・セキュリティ

Autonomous Databaseは、内部者、外部者、およびランサムウェアやマルウェアを含むサイバー攻撃による不正アクセスから、すべてのデータをセキュアに保つことを支援します。

  • 頻繁に、ダウンタイムなしで自動でパッチ適用を行うことにより、Autonomous Databaseには常に最新のセキュリティ・パッチが適用されます。
  • 時間の経過とともに状況が変化しても、セキュアな状態を保つことのできるセキュアな環境を構築します。付属のOracle Data Safeを使用して、データの機密性の理解、データ・リスクの評価、機密データのマスキング、セキュリティ管理の実装とモニター、ユーザー・セキュリティの評価、ユーザー・アクティビティのモニターを行います。
  • 透過的なデータ暗号化により、悪質なアクターやマルウェアから保護します。すべてのデータは、保存中、移動中、およびバックアップ時に常時暗号化されます。
  • 付属のOracle Database Vaultを使用して、機密データへの不正なユーザーのアクセスを防止し、データベースの不正な変更を防ぎ、業界、規制、または企業のセキュリティ標準に対応します。
  • すべてのユーザーには、再編集、マスキング、フィルタリングを含む高度な役割ベースのアクセス制御により、適切なデータのみが表示されます。

コンプライアンス

エンタープライズ・アプリケーションの運用に関連するリスクを軽減します。

  • 頻繁に、ダウンタイムなしで自動でパッチ適用を行うことにより、Autonomous Databaseには常に最新のセキュリティ・パッチが適用されます。
  • バックアップは完全に自動化されており、オプションで10年間の長期バックアップが利用可能です。
  • 監査は常に有効になっています。
  • Autonomous Databaseは、Federal Risk and Authorization Management Program (FedRAMP) High、Health Insurance Portability and Accountability Act (HIPAA)、Payment Card Industry Data Security Standard (PCI DSS)、System and Organization Controls (SOC) 1、SOC 2などの認定された規制コンプライアンス基準を満たしています。
  • 完全に自動化されたGlobally Distributed Autonomous Databaseは、グローバルユーザーをサポートし、データレジデンシー要件に対応し、ビジネスクリティカルなアプリケーションの回復性を高め、クラウドスケールのデータベース・パフォーマンスを提供します。

ミッションクリティカルなアプリケーション・サポート

高可用性とビジネス継続性

IT組織は、人的関与を減らしつつ、ミッションクリティカルなアプリケーションを実行し続けることができます。

  • Oracle Autonomous Data Guardを使用したAutonomous Databaseの99.995%の可用性(計画的ダウンタイムと計画外ダウンタイムを含む)をご活用ください。複数のリージョンにまたがる複数のスタンバイ・データベースで保護を最大化します。
  • 障害が発生したときに、処理中のデータベース トランザクションを透過的に回復するApplication Continuityにより、アプリケーションを実行し続けることができます。
  • 自動化されたアップデート、バックアップ、パッチ適用により、ダウンタイムや人的介入を必要としないため、計画的ダウンタイムを回避します。
  • 重要度の低いアプリケーションについては、デフォルトの可用性は99.95%で、より低コストのディザスタ・リカバリも利用可能です。

ミッションクリティカルなアプリケーション・デプロイメント

パフォーマンス、可用性、セキュリティを向上させるために、PeopleSoft、JD Edwards、Siebelなどのオラクル・アプリケーション、またはカスタム・アプリケーションやISVアプリケーションを実行および拡張します。

  • アプリケーションの移行は簡単です。Autonomous Databaseは、オンプレミスで使い慣れたのと同じOracle Databaseを実行します。
  • Autonomous Databaseは、最適化されたストレージ、自動インデックス作成、データ・キャッシュをデフォルトで備えパフォーマンスを向上します。
  • OLTPトランザクション、軽量トランザクション、拡張トランザクション、ストリーム・イベント処理など、あらゆるタイプのトランザクション処理に対応する実績ある業界トップクラスのプラットフォームをご活用ください。
  • 業界で実績のある透過的なスケーラビリティと可用性を提供します。
  • ワークロードがモニターされ、インデックスが自動的に作成およびメンテナンスされます。
  • ダウンタイムなしでデータを保護します。データベースの導入はデフォルトでセキュアであり、最新のデータベースとセキュリティ・パッチで自動的に最新の状態に保たれます。

マルチクラウド・サポート

オープンで完全なマルチクラウド・サポート

  • Oracle Database@Azureを使用し、OCIレベルのパフォーマンス、セキュリティ、可用性を備えたAutonomous DatabaseをMicrosoft Azureで実行します。Autonomous DatabaseとMicrosoftサービスによるイノベーションを実現し、Azure KubernetesやAzure OpenAI ServiceなどのAzureサービスを使用して新しいクラウドネイティブなアプリケーションを構築します。オラクルの実績ある移行ソリューションを使用して、オンプレミスのデータベースをOracle Database@Azure上のAutonomous Databaseサービスに移行します。
  • Oracle Database@Google Cloudを通じてGoogle Cloudでネイティブに実行されるAutonomous Databaseにより、イノベーションを加速し、データベース・アプリケーションを強化します。Autonomous DatabaseとGKEやVertex AIを含むGoogle Cloudの機能を組み合わせることで、アプリケーションを迅速に開発し、より深いインサイトを得ることができるほか、購入、運用、協力的なサポートなど全体にわたり、摩擦のないエンドツーエンドのエクスペリエンスを活用できます。
  • シングル・クラウドのデータ・アクセス、パフォーマンス、ユーザビリティを、マルチクラウド環境で実現します。
  • Amazon S3、Azure Blob Storage、およびGoogle Cloud Storageとセキュアに統合されたAutonomous Database を使用して、シングル・クラウドで簡単にデータにアクセスできます。
  • DevOps、データ統合、セキュリティとアイデンティティ管理、分析などのネイティブ・クラウド・サービスを活用できます。