Connector Hubは、クラウドエンジニアがOracle Cloud Infrastructure(OCI)のサービス間、およびOCIとサードパーティのサービス間でデータを効率的に管理および移動できるように支援します。競合するクラウド製品とは異なり、Connector Hubは、Logging、Object Storage、Streaming、Logging Analytics、Monitoringなどのサービス間のデータ移動を記述、実行、監視するための一元的な場所を提供します。また、軽量なデータを処理するFunctionsや、アラートを発行するNotificationsをトリガーすることもできます。
Connector Hubは、OCI内部のすべてのサービス間およびOCIからサードパーティ・ツールへのすべてのサービス間で発生しているデータ移動を管理および監視できる一元化した場所を提供します。
ログをLoggingからObject Storage、Streaming、Logging Analytics 、Monitoring に移動したり、FunctionsとNotificationsをトリガーしたりするコネクタを簡単に設定できます。
コネクタを作成し、データをStreaming内で、またはStreamingからObject Storageへ移動します。ストリームを使用して、FunctionsとNotificationsをトリガーします。
Connector Hubは、Oracle CloudのKafka互換Streamingサービスとの統合をサポートし、運用体制の再構築や変更を必要とせずに、サードパーティのKafkaツールとのスムーズな統合を実現します。
ソース・サービスと宛先サービス間のデータ移動を管理するフィルタを指定できます。
Functionsを設定し、LoggingとStreamingから移動中のデータのカスタムデータ処理を実行します。
Connector Hubを使用して、FunctionsとNotificationsによるイベント駆動型アプリケーションを構築します。コードの問題を自動的に修正するほか、人手による操作を求めるアラートを発行します。
習熟曲線が短期間になるので、分析、アーカイブ、サードパーティ統合などのユース・ケースを目的としてサポート対象サービス間でデータを移動するための単一のAPIをすぐに使用できるようになります。
コマンドライン・インターフェイス(CLI)とAPIを使用して、サービス間でデータを移動するコネクタを作成できます。
Connector HubはMonitoringと統合し、転送バイト数、ソースとターゲットで発生したエラー、データ鮮度などのメトリックを提供します。これらのメトリックを使用してアラームを作成し、手動または自動の修復をトリガーできます。
Connector HubはOracle Identity and Access Managementと統合し、コネクタに対するアクセスとインタラクションを管理する詳しいポリシーを管理者が容易に設定できるようにします。
Connector Hubは、すべてのOCIリージョンで無料でご利用いただけるサービスです。
長期的なアーカイブを行うには、データをLoggingおよびStreamingからObject Storageへ移動します。
ログをメトリックに変換し、 Monitoringに取り込みます。統計関数に基づいて、アラームをほぼリアルタイムのアラートのメトリックで設定します。
FunctionsとNotificationsを活用してデータを処理し、クラウド・リソースの変化に対応したアクションをとります。
データをStreamingに移動し、Kafkaコネクタを使用してサードパーティのサービスにシームレスに転送します。
データがLoggingおよびStreamingからサポートされるターゲット・サービスへと移動している間に、 Functionsを設定してカスタム・データの処理を実行します。
ログをLogging Analyticsに移動して、数百万行ものログから細かいデータをすばやく特定できます。
オラクル、製品管理、Vimal Kocherla
ストリームとログ処理シナリオを可能にするConnector HubのStreaming-as-a-SourceとFunctions-as-a-Taskの一般提供を発表できることを嬉しく思います。
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