プロダクト・マーケティング・ライター、Sarah Roper
プロジェクト・チームは、スケジュールどおりかつ予算内で、質の高い建設プロジェクトを安全に完了する責任があります。プロジェクトが期待どおりに遂行されるように徹底するには、リスクを理解し、リスクを管理することが重要です。しかし、リスクが適切に管理されていることを確認するのは、1人の個人の責任ではありません。リスクの大きさを考えると、リスク管理は全員が関与すべきことです。そのため、プロジェクト全体で複数の協力者を関与させることが重要です。協力者が増えるほど確認者も多くなり、集中管理型のアプローチと組み合わせることで、可視性の向上、分析の改善、潜在的なリスクや実際のリスクへの効果的な対応につながります。
しかし、プロジェクト・チームが適切なアプローチを導入するには、どうすればよいでしょうか。多くの組織が、Project Management Instituteによる6つのステップのリスク管理フレームワークを指針として採用しています。
Project Management Instituteによる6つのステップのリスク管理フレームワークには、リスク管理戦略を策定する際にプロジェクト・チームが従うべき主なステップが示されています。フレームワークは次のとおりです。
ステップ1: リスク管理計画
ステップ2: リスクの特定
ステップ3: 定性リスク分析
ステップ4: 定量リスク分析
ステップ5: リスク対応計画
ステップ6: リスクのモニタリングと制御
リスク管理を強化するために、プロジェクト・チームは6つのステップのフレームワークを導入する必要があるだけでなく、それをチームで運用するのに適したツールを使用する必要があります。
「The Project Team's Guide to Risk Management」というダウンロード可能な新しいeBookでは、リスク管理、建設リスクを管理するためのベストプラクティスの方法論、およびプロジェクト・チームが統合スケジューリングとリスク管理ソリューションにより、さらに効率的かつ効果的にリスクを管理する方法を説明しています。
スケジューリング・データに関連するプロジェクトのリスク情報を評価することは、プロジェクトがスケジュールどおりに完了するかどうかを決定するカギとなります。プロジェクト・チームは、定量リスク分析中に、データとワークフローを結び付けるテクノロジーによりリスク分析とスケジューリング機能を統合することで、リスク登録内のリスクとプロジェクト・スケジュール内のアクティビティを関連付けられるようになります。
Oracle Primavera Cloudがあれば、プロジェクト・チームは他のすべてのステップを完了するための単一のソリューションを手に入れ、その機能を実行する態勢が整っていれば定量リスク分析を完了できます。この目的のために、プロジェクト・チームは、リスクの専門家でなくても効果的にリスクを管理できます。集中管理されたリスク登録を確立することで、フレームワーク全体を通した進行、スケジュールとリスクの関連付け、リスクの影響の定量化、単一のソリューションによるリスクの軽減とモニターが容易になります。Oracle Primavera Cloudを使用すれば、プロジェクト・チームのメンバーは、組織全体のコラボレーションを通じてリスク管理戦略を強化し、信頼できる唯一の情報源(SSOT)をもとに作業できます。
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