Oracle Payroll(Oracle Cloud HCMの一部)は、人事プロセスとの完全な統合ソリューションであり、業種、企業規模、従業員の種類を問わず、コンプライアンスに準拠した、設定可能な給与計算をグローバルに実現します。オラクルは、給与計算プロセスを効率化し、人事、財務、およびオペレーション全体の連携を強化します。全員が同一の見解をを持つことで、ビジネスはより効率的になり、従業員エクスペリエンスの向上に注力できる時間も増えます。
複数の場所で給与計算を管理すると、複雑性が増し、追加コストが発生し、コンプライアンスを維持するのが難しくなります。オラクルを利用することで、世界200カ国以上の従業員に簡単に給与を支払うことができます。ビジネス拠点がどこであっても、お客様がニーズを満たせるようサポートいたします。オラクルのソリューションは、いくつかの方法で提供されます。
Oracle Payroll
Payrollは、バーレーン、カナダ、中国、フランス(2024年予定)インド(2023年予定)、クウェート、メキシコ、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、英国、米国の13か国でローカライズされています。また、Oracle Cloud HCM内にネイティブに構築されており、時間、労働、休暇管理と、給与計算、財務、人事データとをリンクさせます。このように統合することで、機能横断的にビジネス戦略を調整し、コンプライアンスリスクを低減し、より高い信頼性と制御性を持って人材を配置することができます。
Oracle Payroll Connect
このソリューションにより、ADP、Ramcoなどの認定パートナとの緊密な統合が可能になり、Oracle Cloud HCMを離れることなく、これらのプロバイダを通じて、より幅広いローカルおよびグローバル・ニーズをサポートできるようになります。これにより、システム間のデータ入力が不要になり、エラーが減少し、全体的なエクスペリエンスが簡素化されます。
グローバルペイロール・インターフェイス
給与計算業務にさらなる柔軟性が必要な場合は、任意のプロバイダを利用するか、オラクルの戦略的パートナーのいずれかを利用して、Oracle Cloudと容易に統合することができます。
自動化された給与計算フローとチェックリストにより作業方法を再設計し、給与計算の正確性を確認するために必要な重要なタスクやステップを定義することができます。オラクルは、プロセスをより効率的にするためのインテリジェントな機能を提供します。RetroPay機能は、給与率や福利厚生の変更に基づき、従業員の収入、控除、コスト計算を期間後に調整することができます。そのため、いつどのような問題が発生しても、従業員に適切な給与が支払われるようにすることが可能です。これらの機能により、給与計算プロセス全体が簡素化され、生産性が向上します。
多国籍企業の多くは、複数のシステムにまたがる給与情報の分析に苦労しています。時間がかかる上に、やっとの思いで集めたデータは、すでに古くなっていることがほとんどです。オラクルは、組み込みやカスタマイズが可能なHCM分析を提供し、企業全体のデータにリアルタイムでアクセスできるようにします。さらに、オラクルのソリューションは、給与計算ビジネスを迅速に分析できるように設計された使いやすいツールを提供します。FastFormula 機能を使用すると、管理者は複雑な処理ルールや計算をコード化することなく実行できます。従業員の業務に関するより深いインサイトにより、チームは迅速かつ十分な情報に基づいた意思決定を行うことができ、ビジネスの価値を高めることができます。
従業員エクスペリエンスはかつてないほど重要視されています。幸せな従業員ほど熱心に働き、その結果、生産性も向上する傾向にあります。Oracle Payrollは、人生の難局を少しでも楽に乗り切るための機能を提供します。従業員は、働いた時間に対してオフサイクルで支払いを要求し、承認されればAnytime Payで早々に支払いを受けることができます。オラクルのソリューションは、どのデバイスからでも簡単にアクセスできる、一貫性のある直感的なエクスペリエンスを提供します。そのため、従業員はどこにいても効率よく処理が行えます。
採用から退職までのあらゆる人事プロセスをつなぐ、完全なソリューションです。